2008年05月05日

ものづくりはひとづくり? その1 人材育成と現場力

最近、話題がCAEから離れてきているような気がするので、離れついでにすこし人材育成について考えたい。


ちかごろ中高一貫校がふえたりなどエリート教育がはやりのようである。

特に愛知県のに中部地方のトヨタ、JR東海など有力企業が出資して設立した中高一貫校は話題となった。

企業が学校を設立してまで人材を育成しようとするのは、間違いなく現状または将来的に優秀な人材が不足し、それが自社の存亡に関わってくると考えている。

たしかに日本企業はよいものを作るが、いわゆる世界戦略に失敗して、世界的なシェアを得ることをできなかった例は山ほどある。

また、最近は自慢のものづくりさえも以前より品質の低下が言われるようになってきている。
(チェックが厳しくなってきたということも原因であるが。)

これを解決するには世界に通用する人材育成ことが一つの手である事は間違いない。

よって、優秀な子供にエリート教育を行い、世界に通用するマネージャー、企業家、研究者、エンジニアを育成しようとするのは悪い事ではない。

しかし、よい企業家やマネージャーが増えても、現場の力が低下してしまっては意味をなさないと私は思う。

日本のものづくりが強い理由は、現場力が充実していたからという事は間違いがない。

その一方、近年日本のものづくりが弱くなってきたのは、現場中心のものづくりが通用しなくなったから、ということも間違いではない。

しかし、それだからといって現場を放っといてマネージメントやマーケティングに中心のものづくりを行っても、そのマネージメントやマーケティングの技術が一歩進んで先行しているアメリカや中国に追いつくのは難しい。
(中国はもともと商人の国、侮ってはいけない)

また、マネージメントが充実しても現場力が低下しマネージメントが考えている通りのものづくりができなくなっては、世界の国々と勝負できなくなってしまう。


ラベル:ものづくり
posted by tsunodako at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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