2008年05月10日

ものづくりはひとづくり? その2 がんばろう一般エンジニア

現場に力、ある種の能力があり、それがマネージメントができる事と同等に扱われているのが日本の大きな特徴である。

この能力は個々が地位や職種、性別に関係なく、真面目に仕事に励み、少しでも会社に貢献する働きをしてみんなに喜んでもらおうとする心がけから生まれてきていると思う。

今の若者は昔よりドライだとか、派遣で働きたい人が増えているとか、フリーターやニートになる人が増えているとか言われている。

しかし、少なくても私の見てきた経験の範囲では、そのような人によく話を聞いてみると、やはり少しでも会社や社会に貢献したいと考えているし、行動もしているのである。

ところが、「派遣の言う事なんて」とか女性のエンジニアで「事務職上がりだから」などやる気を削ぐような事を言う管理職の多いこと。。

ただ、中間管理職の方々にも同情する点があって、さらにその上からくる要求が厳しく、若手とか派遣とかを教育する余裕はないのである。

一番上の会社のトップはどうかというと、経済のグローバル化、消費者の嗜好の多様化、株主の意識の向上など、いわいる経営環境の変化というやつに振り回されて、これまた余裕がない。

結局、会社に余裕がなくなって、人材育成や教育が疎かになる。

その結果、人が育たなくなり、現場力も低下、さらに余裕がなくなるといった悪循環である。

日本の競争力強化のためにいかに世界に通用するエリートを育成するか、ということに目を向けがちだが、現場の「一般エンジニア」の質をどう向上するか、これも決して忘れてはならない問題だと思う。

posted by tsunodako at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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