2008年04月05日

設計開発へ組み込まれたCAEへ(14)

日本と欧米のものづくりの考え方の違いは、いろいろな方々が語っている。

ここでは、CAEに関する観点から考えてみたい。

ところで、欧米といってもいろいろ国があるが、ここでは多くの構造解析CAEの発祥の地であるアメリカとの違いを見ていきたい。

さて、アメリカのものづくりの特徴として、データ重視主義であるといえる。

それに対して、日本は現場を重視する。

もちろん、日本がデータを軽視しているかというと、決してそんなことはないが、アメリカ人と比べてデータの重みの感覚が違うような気がする。

これはCAEの使い方にも影響していると思う。

CAEはデータとしては非常に明快なものが出てくるので、アメリカ人は特に好む。

外資系メーカーで仕事している方、または外資系メーカーと一緒に技術開発している方はわかると思うが、CAEのデータをそんなに信用していいの?、と思うくらい信用している。

一方日本では、シミュレーションによる検証がだいぶ浸透しているが、現場では「所詮シミュレーションはシミュレーション。最終的には試験の結果が信頼できる」と考えている技術者がまだまだ多い。

せっかくシミュレーションを行っても報告書は設計開発者の書類の山の下のほうに埋もれてしまうことも少なくない。

どちらがいいのかという話になるが、私は両方のいいところ取りができるのではないか、と思っている。

特に、日本人は明治維新以降、和洋折衷という形で近代化を進めてきた歴史もある。

また、欧米のものをグローバルスタンダードだからとかいって、そのまま日本に取り入れても、うまくいかないことが多い。(成果主義とかいい例である)

どうすればいいとこ取りができるのか。

次回以降考えてみたい。
タグ:CAE
posted by tsunodako at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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